冷酷女王に恋をして
忘年会を抜け出した私たちは、私の家に入った。

「お邪魔しまーす、ほんとごめんね?

こんなことになっちゃって……。」

「いえいえ、狭いですけどゆっくりしていってください!」

「澄恋ちゃんありがとうー!」

酔った先輩はいつもの「黒川先輩」ではなく、「愛椛先輩」だった。

いつもの百倍は甘々で、終始ドキドキしっぱなしだった。
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