冷酷女王に恋をして
「そういえば、先輩って一人称『愛椛』なんですね。」

私がそう言った途端に、先輩がむせてしまった。

「ねえ待って私昨日そんなこと言ってた?

ねええ隠してたのに……。

最悪……。」

先輩は手で自分の顔を覆っている。

先輩は耳まで真っ赤だ。 
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