初恋のやり直し ~過去に私をふった彼からの猛アタック~
彼、仲真蒼士は私の初恋の人だ。
彼は、二歳年上の兄である藤木絢斗の友人で、私が小学校五年生のときに、家に遊びに来たのが出会いのきっかけだ。
兄とは中学校で知り合ったようで、部活も同じテニス部だったこともあり、部活がない日はよく私の家に遊びに来ていた。
最初こそ二人が遊んでいる様子を遠巻きに見ていた私だったけれど、そのうち二人のゲームに混ざるようになり、よく一緒に遊んでもらっていた。ときには勉強を教えてもらうこともあり、私が高校一年生になるまで、私と兄、蒼士くんの三人でよく一緒に過ごしていた。
そんな蒼士くんは私のことを本当の妹のように可愛がってくれて、ことあるごとに私を特別扱いしてくれた。
勉強でわからない問題があるときは率先して教えてくれたり、残りひとつになったおやつをさりげなく私に譲ってくれたり。
そんな特別扱いを何年も受け続けてきた私は、いつしか蒼士くんのことが大好きになっていた。
それも、ただの好きではない。ちゃんとラブの意味で、蒼士くんのことが好きだった。
――きっと、蒼士くんだって私のことが好きなはず。
だって、こんなに特別扱いしてくれるのだ。これで私のことを好きじゃなかったらおかしい。
当時の私は自信に満ち溢れていて、一度こうだと思ったら、それを疑わない性格だった。
だから私は高一の春、彼に無理を言って勉強を見てもらうという口実のもと、蒼士くんを部屋に呼んで告白した。
絶対、断られない。そう思って。
彼は、二歳年上の兄である藤木絢斗の友人で、私が小学校五年生のときに、家に遊びに来たのが出会いのきっかけだ。
兄とは中学校で知り合ったようで、部活も同じテニス部だったこともあり、部活がない日はよく私の家に遊びに来ていた。
最初こそ二人が遊んでいる様子を遠巻きに見ていた私だったけれど、そのうち二人のゲームに混ざるようになり、よく一緒に遊んでもらっていた。ときには勉強を教えてもらうこともあり、私が高校一年生になるまで、私と兄、蒼士くんの三人でよく一緒に過ごしていた。
そんな蒼士くんは私のことを本当の妹のように可愛がってくれて、ことあるごとに私を特別扱いしてくれた。
勉強でわからない問題があるときは率先して教えてくれたり、残りひとつになったおやつをさりげなく私に譲ってくれたり。
そんな特別扱いを何年も受け続けてきた私は、いつしか蒼士くんのことが大好きになっていた。
それも、ただの好きではない。ちゃんとラブの意味で、蒼士くんのことが好きだった。
――きっと、蒼士くんだって私のことが好きなはず。
だって、こんなに特別扱いしてくれるのだ。これで私のことを好きじゃなかったらおかしい。
当時の私は自信に満ち溢れていて、一度こうだと思ったら、それを疑わない性格だった。
だから私は高一の春、彼に無理を言って勉強を見てもらうという口実のもと、蒼士くんを部屋に呼んで告白した。
絶対、断られない。そう思って。