初恋のやり直し ~過去に私をふった彼からの猛アタック~
◇
企画の方向性が固まってからの二週間は怒涛だった。
記憶に残らないほどの忙しさで、関係各所への協力のもと、なんとか企画書を一式完成させて、実際にお客様の元へプレゼンしに行くという営業に託した。
以前は自分でもプレゼンを行っていたけれど、白桃社は分業が進んでおり、プレゼンは営業が主として行うらしい。
私はサブとしてプレゼンの場に立ったけれど、さすがは場慣れしているというべきか、営業によるプレゼンは熱意がしっかりと伝わるものだった。
そこに、私からも追加でポイントと熱意を伝えて無事にプレゼンまでを終える。
そこからさらに二週間後。私と蒼士くんは、野村さんに呼び出されていた。
リーダーの席は窓際にあって、そこに二人で並び立つ。
今日は、コンペの結果が出る日だ。二人とも呼び出されたということは間違いなくコンペの結果を言い渡されるのだろうと固唾を呑んで待っていると、野村さんが椅子から立ち上がって手を叩いた。
「おめでとう! この前のコンペ、うちで受注が決まったよ!」
「本当ですか!?」
「本当です! 初仕事なのに初受注できるなんてすごいよ! おめでとう!」
野村さんの言葉と拍手を聞いて、グループの人たちも「すごいじゃん!」と拍手をしてくれる。
気付けばメンバー全員が立ち上がって、私たちの周りに集まっていた。
企画の方向性が固まってからの二週間は怒涛だった。
記憶に残らないほどの忙しさで、関係各所への協力のもと、なんとか企画書を一式完成させて、実際にお客様の元へプレゼンしに行くという営業に託した。
以前は自分でもプレゼンを行っていたけれど、白桃社は分業が進んでおり、プレゼンは営業が主として行うらしい。
私はサブとしてプレゼンの場に立ったけれど、さすがは場慣れしているというべきか、営業によるプレゼンは熱意がしっかりと伝わるものだった。
そこに、私からも追加でポイントと熱意を伝えて無事にプレゼンまでを終える。
そこからさらに二週間後。私と蒼士くんは、野村さんに呼び出されていた。
リーダーの席は窓際にあって、そこに二人で並び立つ。
今日は、コンペの結果が出る日だ。二人とも呼び出されたということは間違いなくコンペの結果を言い渡されるのだろうと固唾を呑んで待っていると、野村さんが椅子から立ち上がって手を叩いた。
「おめでとう! この前のコンペ、うちで受注が決まったよ!」
「本当ですか!?」
「本当です! 初仕事なのに初受注できるなんてすごいよ! おめでとう!」
野村さんの言葉と拍手を聞いて、グループの人たちも「すごいじゃん!」と拍手をしてくれる。
気付けばメンバー全員が立ち上がって、私たちの周りに集まっていた。