初恋のやり直し ~過去に私をふった彼からの猛アタック~
◇
「で、結局、彼からの誘いを受けちゃったの?」
「うん……」
蒼士くんからお疲れ様会を提案された日の夜、私は友人の美菜と電話していた。
以前、電話したときから私のことを美菜なりに心配してくれていたようで、今日の夜、美菜の方から電話をかけてくれたのだ。
持つべきものは親友だと再認識しながら会話をしていたのだが、蒼士くんと二人で飲みに行くことを話したら、美菜になんで!? と電話口で叫ばれた。
「もう! そこで、うん、って言っちゃうから~」
「だって……。断りづらい雰囲気だったんだもん……」
「それさ、気まずくならない?」
「なると思う……」
職場では普通に接しているけれど、二人きりになることはなく、必ず誰かの目があった。だからこそ平常心でいられたけれど、二人きりとなると、自分でもどうなるかわからない。
過去のことを考えすぎて、辛い思いをするかもしれないと思うと、今から頭が痛くなってきた。
「てかさ、さっきから話を聞いてて思ったんだけど……。綾音、また彼のこと好きになりかけてない?」
ストレートに痛いところとを突かれて、うっ、と呆けた返事をしてしまう。
それを聞いた美菜がやっぱり! と、わざとらしく溜め息をついた。
「で、結局、彼からの誘いを受けちゃったの?」
「うん……」
蒼士くんからお疲れ様会を提案された日の夜、私は友人の美菜と電話していた。
以前、電話したときから私のことを美菜なりに心配してくれていたようで、今日の夜、美菜の方から電話をかけてくれたのだ。
持つべきものは親友だと再認識しながら会話をしていたのだが、蒼士くんと二人で飲みに行くことを話したら、美菜になんで!? と電話口で叫ばれた。
「もう! そこで、うん、って言っちゃうから~」
「だって……。断りづらい雰囲気だったんだもん……」
「それさ、気まずくならない?」
「なると思う……」
職場では普通に接しているけれど、二人きりになることはなく、必ず誰かの目があった。だからこそ平常心でいられたけれど、二人きりとなると、自分でもどうなるかわからない。
過去のことを考えすぎて、辛い思いをするかもしれないと思うと、今から頭が痛くなってきた。
「てかさ、さっきから話を聞いてて思ったんだけど……。綾音、また彼のこと好きになりかけてない?」
ストレートに痛いところとを突かれて、うっ、と呆けた返事をしてしまう。
それを聞いた美菜がやっぱり! と、わざとらしく溜め息をついた。