初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
なんなんだ。この気分は。

そんな気分のまま、午後の執務に入った。

「なぁ。ラインハルト。おれはどうしてイライラしているんだ?」

「は?」

書類から目を上げ、不思議そうにデュランダルを見上げる。

「今朝のナダルの報告は喜ばしいことのはずなのに、何かモヤモヤすると言うか…引っ掛かりがあって…」

「陛下?」

「こう…なんだ?イライラする」

ラインハルトは今朝の執務室の光景を思い浮かべてみた。

自分がナダルのユーリーン王のことを報告したら、確かに殿下だけがムスッとしていたなと…

そしてその視線の先には…

「陛下。それは恋です」
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