初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「では今度は数学の勉強に入りましょうか?」

「え? 数学?」

ぎょっとした表情。

「ええ。数字を扱えなければ王女とは言えません。将来のためにもきちんと覚えなければ」

「数字かぁ…」

「そうですよ」

「でも聖女よ」

ふふんと胸をはる。

「それは陛下から聞きました。聖獣の言葉を操れるすごいことだと思いますよ。けれど聖女のマナーが悪かったらどう思われると思いますか?聖女が数の計算もできなかったら?」

「う…」

「王女殿下。マナーと知識は大切です」

「はい」

その日もまじめに授業は進んだ。

夕方になって授業が終わり、部屋にもどってゆっくり紅茶を飲んでいると、メリッサが入ってきた。
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