初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「え? 陛下?」

指を絡めるように。

「ずっとやってみたかった。恋人みたいだろう?」

そきてスッとそのまま手を上げて手の甲にキスを落とされた。

は、恥ずかしい。

絶対に顔が赤くなっているに違いない。

「誰も見ていないんだ。いいだろう?」

指は絡められたままだ。オペラが全然入ってこないではないか。

手の体温が気になって…

「陛下。あの…オペラを…」

「ああ。あの主人公がすごくけなげだ」
< 179 / 283 >

この作品をシェア

pagetop