初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
なんだかんだと手をつないだままでオペラが幕を閉じるころには集中できていた。
手をつないでいることが普通みたいになっていて、
拍手をするために手を離した時にさみしく感じてしまった。
二人で拍手をする。
ガラス張りで向こうからは見えていないが、拍手をしてしまうほどすばらしいのだ。
「シェリア。いつかこのガラス張りを向こうからも見えるように。こんな仮面なんかつけなくてもいいように。してやるから」
「え?」
「君の馬鹿な兄と妹と対峙しに行こう」
「本気で言っているのですか?」
「君をここまで自己肯定感の低い人間にしてしまったのはまちがいなく彼らだ。俺は許せない」
「陛下……」
本当にわたしを思ってくださるのだ。
陛下は本当にわたしを……
「わたしも向き合います。今まで当たり前のように逃げていました。けれど、向き合わないとダメですよね。ひとりじゃ無理だったかもしれないけれど、陛下がいてくだされば…対峙できそうです。そうすればわたしもわたしとして生きていけます」
「そうだ。シェリアはシェリアとして生きなければならない。今のままではいけない。対峙してそして彼らに謝罪させる」
「はいっ!」
手をつないでいることが普通みたいになっていて、
拍手をするために手を離した時にさみしく感じてしまった。
二人で拍手をする。
ガラス張りで向こうからは見えていないが、拍手をしてしまうほどすばらしいのだ。
「シェリア。いつかこのガラス張りを向こうからも見えるように。こんな仮面なんかつけなくてもいいように。してやるから」
「え?」
「君の馬鹿な兄と妹と対峙しに行こう」
「本気で言っているのですか?」
「君をここまで自己肯定感の低い人間にしてしまったのはまちがいなく彼らだ。俺は許せない」
「陛下……」
本当にわたしを思ってくださるのだ。
陛下は本当にわたしを……
「わたしも向き合います。今まで当たり前のように逃げていました。けれど、向き合わないとダメですよね。ひとりじゃ無理だったかもしれないけれど、陛下がいてくだされば…対峙できそうです。そうすればわたしもわたしとして生きていけます」
「そうだ。シェリアはシェリアとして生きなければならない。今のままではいけない。対峙してそして彼らに謝罪させる」
「はいっ!」