初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
『本気で言っているのか?』

「当たり前だ。お前たちも魔王を排除したいのだろう?」

『ああ。仕方ない。行くか』

「兄も連れていきましょう」

「俺とホワイトサーベルの移動魔術を使えばこの人数は何の問題もない」

『勝手に次々と…』

移動魔術は結構な魔力を消費する。
だが四の五の言ってられない。とにかく行かなければ。

『ほかの聖獣から力を借りよう。ギルドロンとメトロイド。われらをオルベリアまで運ぶのだ』

ホワイトサーベルが命じるとおそろしい吐き気が襲ってきて、グルングルンと視界が回った。

そして瞬く間にオルベリアの王宮前に到着していた。
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