初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
『われらは人間のそういうところが好きでやめられないんだ』

『なんだと? お前はもともとわれの仲間であろう?』

『いいや。われらは人間とともにこれからも生きていく。人間はわれらを尊重してくれる。だからわれらは負の感情を浄化する。魔王よ。覚悟せよ』

「失せろ。魔王!」

走るホワイトサーベルの上に立ち上がるとデュランダルがホワイトサーベルの背中を駆け上がっていく。

そして大きくジャンプすると魔王ドラゴンの上に飛び乗り、その首の根もとに思い切り聖剣を差し込んだ。
同時にホワイトサーベルの口から強烈な青い光がドラゴンの頭めがけて突き抜けた。

『ぎゃーーーーーー!』

耳をつんざくような断末魔だった。

王宮が焼け落ちると同時に、魔王はドサリと王宮の中に落ち、そしてあっけなく消えた。
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