初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
「今、王宮は魔王すなわちアリアと聖王すなわちデュランダル陛下の戦いで焼け落ちました。ですが、魔王はもう跡形もなく消えましたので、デュランダル陛下の部下のギルティ・ガードナー公爵閣下がとりしきり現場を監督されています。心配しなくても民は強いです。絶対に再建できるわ」
「そうだ。アリアは? どうなった? 死んだのか?」
「いいえ。そこに眠っています」
隣のベッドを指さすとゼノアはほっとしたように息を吐いた。
「俺にできるだろうか?」
「国を統治するうえで、一番大切なことはその国を愛していることですわ。お兄様」
それは事実だ。
デュランダルもキルギアをとても愛している。
父と義母はオルベリアを愛していなかった。だからあんなに無茶苦茶な事態になった。
しばらくゼノアは考え込んでいたが、重々しく口を開いた。
「シェリア。俺は……不安はあるが頑張ってみようと思う。国をこんなことにした責任を…とるべきだよな」
「ええ。その通りよ」
「頑張るよ。助けて欲しい」
その目は真摯なものだった。
不安がないわけではないが兄はやるだろう。
「シェリア。聞いてほしい。事実を。魔王がオルベリアを侵害していった経緯を……」
「そうだ。アリアは? どうなった? 死んだのか?」
「いいえ。そこに眠っています」
隣のベッドを指さすとゼノアはほっとしたように息を吐いた。
「俺にできるだろうか?」
「国を統治するうえで、一番大切なことはその国を愛していることですわ。お兄様」
それは事実だ。
デュランダルもキルギアをとても愛している。
父と義母はオルベリアを愛していなかった。だからあんなに無茶苦茶な事態になった。
しばらくゼノアは考え込んでいたが、重々しく口を開いた。
「シェリア。俺は……不安はあるが頑張ってみようと思う。国をこんなことにした責任を…とるべきだよな」
「ええ。その通りよ」
「頑張るよ。助けて欲しい」
その目は真摯なものだった。
不安がないわけではないが兄はやるだろう。
「シェリア。聞いてほしい。事実を。魔王がオルベリアを侵害していった経緯を……」