初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません
花嫁には一緒に来るかと聞いたが、最初から一緒に来させるつもりだった。

なぜ?
なぜなのかわからないが、この女を連れて行きたかった。

そもそもこんなところで終わっていい女とは思えなかった。
くそいまいましいナダル王などの妻になるべき女でもなければ、兄であるオルベリアの姑息な王に利用されて殺されるに値する女とも思えなかった。

ならば連れていくしかないだろう。

そして国へと帰ってきた。
俺の秘書として働いてもらうために。

そんな彼女は、国の執務を手伝ってもらっても、王女の教育を頼んでもなんでもやってのける。
やはり並みの女ではない。
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