初夜に暗殺された王女は魔獣の国で再起する~魔獣の国の王の求愛がとまりません


次の日、ダンテ子爵からのナダルへの情報員が湖の氷の下に沈み、別の情報員がナダルへと入った。

ユーリーン王にはデュランダル国王が魔力で横暴にふるまい悪政を敷き、国民の評判がすこぶる悪いという話が伝わった。
貴族たちは不満を募らせているという。
ひそかに先王の娘である王女を推す声も出てるらしい。
そんな誤報を流したところ、ユーリーン王は女を数人周りに侍らせていたが、にやりとほくそ笑んだという。
そしてダンテ子爵へとまた指示を出したらしい。
デュランダル国王への不満を募らせている貴族たちを集めて、結束させろと。

一方、シェリアはデュランダルとともにひそかにナダルに入国していた。
ほかの三人に任せてもよかったが、細かな駆け引きが苦手な人たちがいくより直接自分がいったほうがいいだろうと思ったのだ。
ひとりで行くといったが、デュランダルが許さなかった。
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