星を救いたいわたしと、かりそめのあなたたち
幼稚園のお迎えとかは、千彰くんのお母さんがしているのかな。
そういえば、お父さんは宇宙空港の社長だけど、別の惑星にいることが多いって、周防くんが言っていた。
そこで、ふとあることに気づき、千彰くんのお母さんに尋ねた。

「そういえば、周防くんは?」
「衛なら、ガヴィット星人さんを救うために、ホームセンターを駆け回っているわ」
「そうなんですね」

声にすると、周防くんに会いたい気持ちがあふれて止まらなくなる。
ふわりと温かな想いが浮かび上がった。

「周防くんに会いたいな」
「明日になれば、きっと、会えるわよ」

わたしのその想いの答えも、千彰くんのお母さんは持っていた。
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