希望のない世界
「自己満足でやったことで神が守護してくれるなんて思うの馬鹿みたいだよね。」
とすずれが小声で言う。ほんとその通りだ。
「こっちには何もメリットないのにね」
と私は答える。
「しらり達?そんなこと言っちゃだめでしょ!弱いものを守るのが僕達の役割なんだからさ!」
とたあるが注意する。たあるはお人好しがすぎる。
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