帝の唯一の女〜巫女は更衣となり、愛に囚われる〜
そして、何度目かのお召しの時だった。

暁宮様は陽が昇っても、私を離そうとされなかった。

「今日は、どうなさいました?」

裸のまま、互いの体温を感じながら布団の中で尋ねる。

「ただ、側にいたいだけだよ。」

低い声と共に、背中を優しく撫でられる。

指先は背から腰、お尻へと、何度も滑らかに辿る。

「東宮様。そろそろ……」

襖の端から、葛城の声が響く。

私が身を起こそうとすると、暁宮様はそのまま私を押し倒した。

「今日は休む。」

きっぱりと告げると、襖は静かに閉まった。

「いいんですか?」

「いいんだ。美琴を、まだ離したくない。」

そう囁き、暁宮様は再び私の唇を塞ぎ、肌と肌を重ね合わせた。

奥へ奥へと、熱が私を貫く。

「ああっ!そこはっ……」

「いいだろう、俺だけの場所だ。」

暁宮様の欲情は、果てを知らなかった。

「ああ……」

休んでは求められ、熱を注ぎ込まれる。
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