(続)私に無関心な彼は激重でした
「ん、すき。好きだよ」

大晴は朝が弱くて、とにかく甘えたさんになる。


「うん。私も好きだよ。」

「もっと、もっと言ってよ。」

大晴が私の首元に『ちゅっ』と音をたてながらキスしていく。


「や……ちょ、っ……日焼け止め取れちゃう」

「俺が塗ってあげるからだいじょぶ。
だから早く言って」

「好き、だよ。大晴」


そう言うと「は、ぁ、好き。俺ね、未来のまつ毛好き。」

「へ、?!なに急に」

「特に右から8本目のまつ毛好き」


この通り、大晴の激重愛は健在しております

なんだったら悪化している気がする。

なに?なんなの?右から8本目のまつ毛って


嬉しいのか嬉しくないのか分かんなくてフクザツダヨ!
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