お兄ちゃん、すきだよ。
「そんなの…優には関係ないじゃん…。」
「関係なくなんかない!颯太はずっと、春乃のことばかり考えてきたのに…!」
「勝手なこと言わないで!だからってなんで、優が颯太にキスするの!?」
私はついに、優に向かって怒鳴ってしまった。
そこからは言葉が次々に溢れ、止まらない。
「私だって考えてたよ!優にも相談したじゃない!私のこと応援してくれるって言ったよね?なのにどうしてキスなんかしたの!?」
言い過ぎた…。
そう気付いたときにはすでに遅く、優の心をたくさん傷つけてしまっていた。
何も言わずに泣く優から逃げるように、私は教室へ走った。