お兄ちゃん、すきだよ。
夜中にはっと、目が覚めた。
なんだかとても寝苦しい。
というか、体が重い。
「う〜ん…。」
寝返りを打とうとしても、体の重さが邪魔をする。
これが金縛りというものだろうか。
いや違う。
暗闇の中そっと目をあけると、目の前にあったのは、怜くんの顔だった。
「え…怜くん?」
怜くんが私の上に覆いかぶさっている。
耳にかかる吐息。
直接伝わる鼓動。
「春乃、好きなんだ…。」
そう言って、怜くんの唇が迫ってきた…。