お兄ちゃん、すきだよ。
なに!?
なにが起きてるの!?
パニックになる私にかまわず、怜くんは私の唇を指でなぞる。
「春乃。ねぇ、キスさせて。」
怜くんはまるで私を食べちゃうみたいに、口を開けて舌を出した。
キス、されちゃうの?
兄妹なのに、キスなんかしちゃったら…。
ていうか、この状況って…。
夜中のベッドの上。
押し倒されている私。
今にも触れそうな、唇と、唇。
私、怜くんに襲われてる!?
怜くんのことは好きだけど、感謝してるけど…。
兄妹なのに、こんなことって…。
やっぱり…。