指先の背伸びは恋心を秘めて
周くんは目を大きくして、
「ちょっと待って。じゃあ、別にいいの? 連絡しても」
と、言った。
「あの、だから、受験勉強の邪魔になりたくないんです」
「じゃあ、息抜きの時間に連絡してもオッケー?」
「……私は構わないんですけど、大事な息抜きの時間に私への連絡で使って良いんですか」
よくわからない。
なんで急にそんなに明るい表情になるの?
「玲奈ちゃんと仲良くなりたいんだよ」
周くんはそう言って笑う。
(この人、本当に王子様なんじゃないかな)
そんなふうに言われて、視界がキラキラするくらいにときめく女子がどれくらいいるんだろう?
またドキッとした気がしたけれど、まぁ、相手が王子様なら仕方がないのかもしれない。
「せんぱーーーいっ!!」
向こうのほうから走ってくる子がいる。
周くんの体がほんの少しビクッと震えた。
その緊張感が、私にも伝わる。
「ちょっと待って。じゃあ、別にいいの? 連絡しても」
と、言った。
「あの、だから、受験勉強の邪魔になりたくないんです」
「じゃあ、息抜きの時間に連絡してもオッケー?」
「……私は構わないんですけど、大事な息抜きの時間に私への連絡で使って良いんですか」
よくわからない。
なんで急にそんなに明るい表情になるの?
「玲奈ちゃんと仲良くなりたいんだよ」
周くんはそう言って笑う。
(この人、本当に王子様なんじゃないかな)
そんなふうに言われて、視界がキラキラするくらいにときめく女子がどれくらいいるんだろう?
またドキッとした気がしたけれど、まぁ、相手が王子様なら仕方がないのかもしれない。
「せんぱーーーいっ!!」
向こうのほうから走ってくる子がいる。
周くんの体がほんの少しビクッと震えた。
その緊張感が、私にも伝わる。