海を越えて、きみが好き
「あ、百華。昨日の話さぁ」
あ、菜々だ。っていうかこっちが話す前に圭の話始めてるし。
「黒川要さんは知り合いなの。今度遊びに来るらしいから、話を聞かない?3日間一緒に行動しようだって!」
知り合い?日本に来る?話を聞く?3日間一緒にいる?
話が早く進みすぎじゃないの?菜々が元伯爵家のお嬢様で交流関係が広いのは知ってるけど。
でも、菜々の誘いに乗ったら黒川要さんに会って圭の話を聞くことができる。乗らない手はない。
「OKだよ。いつ?」
私の軽い回答に菜々はびっくりしたみたい。まぁ普通は親とかに聞かないといけないか。お母さんが遊びとかは好きにしないさい、けれど問題は縋ってこないでといっていたから。このことは菜々も知っているはずだけど何度聞いても驚くのかな。
「今週の三連休。あ、要さんがそのことメッセージアプリ繋げてっていってたから繋いどいて。この紙の番号の通りだから。」
えっ。そんなにすぐなの。っていうかメッセージアプリを繋げるの?それってすっごく親しい人がすることなんじゃ・・でも菜々にはこういうとき逆らっても意味がない。私はおとなしく黒川要さんのパスワードを入力し登録した。
そして、メッセージを打った。
「こんにちは。山根圭の幼馴染の高山百華です」
無難だけどこれでいい気がしたから送信するとリアルタイムで既読がついて、メッセージが届いた。
「初めまして。黒川要です。土曜日はよろしくね。圭のこといっぱい教えてあげる」
良かった、優しそうで。黒川要さんに会うのが楽しみだな。
「百華、そろそろ学校行かないと遅刻するんじゃない?」
菜々の一声でハッとした。そこで私は荷物をまとめる。それは菜々も同じ。そして2人して席を立ち、駅に向かった。
あ、菜々だ。っていうかこっちが話す前に圭の話始めてるし。
「黒川要さんは知り合いなの。今度遊びに来るらしいから、話を聞かない?3日間一緒に行動しようだって!」
知り合い?日本に来る?話を聞く?3日間一緒にいる?
話が早く進みすぎじゃないの?菜々が元伯爵家のお嬢様で交流関係が広いのは知ってるけど。
でも、菜々の誘いに乗ったら黒川要さんに会って圭の話を聞くことができる。乗らない手はない。
「OKだよ。いつ?」
私の軽い回答に菜々はびっくりしたみたい。まぁ普通は親とかに聞かないといけないか。お母さんが遊びとかは好きにしないさい、けれど問題は縋ってこないでといっていたから。このことは菜々も知っているはずだけど何度聞いても驚くのかな。
「今週の三連休。あ、要さんがそのことメッセージアプリ繋げてっていってたから繋いどいて。この紙の番号の通りだから。」
えっ。そんなにすぐなの。っていうかメッセージアプリを繋げるの?それってすっごく親しい人がすることなんじゃ・・でも菜々にはこういうとき逆らっても意味がない。私はおとなしく黒川要さんのパスワードを入力し登録した。
そして、メッセージを打った。
「こんにちは。山根圭の幼馴染の高山百華です」
無難だけどこれでいい気がしたから送信するとリアルタイムで既読がついて、メッセージが届いた。
「初めまして。黒川要です。土曜日はよろしくね。圭のこといっぱい教えてあげる」
良かった、優しそうで。黒川要さんに会うのが楽しみだな。
「百華、そろそろ学校行かないと遅刻するんじゃない?」
菜々の一声でハッとした。そこで私は荷物をまとめる。それは菜々も同じ。そして2人して席を立ち、駅に向かった。