もう恋なんてしないはずだったのに〜御曹司課長の一途な愛に包まれて〜
カーテンの隙間から柔らかな朝の光が差し込んでいた。
ぼんやりと目を開けると私はまだ夢の中にいるような感覚に包まれていた。
温もりを感じて視線を横に向けると穏やかな寝息を立てた真紘さんの姿があった。それを見て昨夜の出来事が鮮やかに思い出される。この部屋につくやいなや彼に求められた。それは性急で、でもそれが嬉しかった。
寝ていてもこんなに整った顔の人がいるなんて、と思わず見惚れてしまう。
するとゴソゴソと彼の手が動き始めたかと思うと腕の中にぐっと抱き寄せられた。
「おはよう」
少し声がかすれていて寝起きの声だ。その声を間近で聞くだけでまたドキドキし始めてしまう。
「お、おはようございます」
「今何時?」
時間を見ようと探しているらしいが、私たちはもつれ込むようにこの部屋に入ってしまい、スマホ手元にない。その現実がなんだか恥ずかしい。彼が伸ばしたベッドフレームに目覚まし時計が置いてあったようで時間を見るとまた私をぎゅっと抱きしめ直した。
「あと少しだけこうしていよう」
「部長……」
思わずそう呼んでしまうと、私の口を塞いだ。
「今は違うだろう? もう忘れた?」
耳元でそう言われると恥ずかしくて彼の顔が見れない。離さないとばかりにぎゅっと抱きしめられ、私もその仕草にもどかしくなり抱きしめ返した。
「真紘さん」
「日菜」
あぁ、なんて幸せな朝なんだろう。この満たされた気持ちがうまく表現できない。こんな風に彼と朝を迎える日が来るなんて思いもしなかった。
ぼんやりと目を開けると私はまだ夢の中にいるような感覚に包まれていた。
温もりを感じて視線を横に向けると穏やかな寝息を立てた真紘さんの姿があった。それを見て昨夜の出来事が鮮やかに思い出される。この部屋につくやいなや彼に求められた。それは性急で、でもそれが嬉しかった。
寝ていてもこんなに整った顔の人がいるなんて、と思わず見惚れてしまう。
するとゴソゴソと彼の手が動き始めたかと思うと腕の中にぐっと抱き寄せられた。
「おはよう」
少し声がかすれていて寝起きの声だ。その声を間近で聞くだけでまたドキドキし始めてしまう。
「お、おはようございます」
「今何時?」
時間を見ようと探しているらしいが、私たちはもつれ込むようにこの部屋に入ってしまい、スマホ手元にない。その現実がなんだか恥ずかしい。彼が伸ばしたベッドフレームに目覚まし時計が置いてあったようで時間を見るとまた私をぎゅっと抱きしめ直した。
「あと少しだけこうしていよう」
「部長……」
思わずそう呼んでしまうと、私の口を塞いだ。
「今は違うだろう? もう忘れた?」
耳元でそう言われると恥ずかしくて彼の顔が見れない。離さないとばかりにぎゅっと抱きしめられ、私もその仕草にもどかしくなり抱きしめ返した。
「真紘さん」
「日菜」
あぁ、なんて幸せな朝なんだろう。この満たされた気持ちがうまく表現できない。こんな風に彼と朝を迎える日が来るなんて思いもしなかった。