恐怖病院
ユウリちゃんは力強く頷く。
「だけど気をつけて。この後に的に傷つけられればお姉ちゃんたちまで消えちゃうからね」

そう言われて心臓がドキリと跳ねた。
ミッションをクリアしたからすぐにでも脱出できると思っていたけれど、そんなに甘くないみたいだ。

私は唾を飲み込んで頷いた。
この部屋だけでも6人の子どもたちをやっつけたんだ。

きっとうまくいく。
そう信じていないと不安で押しつぶされてしまいそうだった。
「説明は終わりだよ。さぁ、早く行って」

ユウリちゃんがなにかに気がついたようにベッドから下りて警戒した表情を見せた。
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