恐怖病院
こちらのお願いを聞き入れるつもりはないみたいだ。
注射器が目にも止まらぬ速さで振り下ろされ、ギュッと目を閉じた。
もうダメだ……!!
「真希!」
次の瞬間貴也の声がしたかと思うと体を引き寄せられていた。
その拍子にクマのカチューシャが落ちたけれど拾っている暇はなかった。
ガンッと音を立てて看護師が振り下ろした注射器の針が、折れることなく地面に突き刺さったのだ。
「なんて強ぇ針なんだよ」
浩介が呟くのが聞こえてきた。
看護師が深く突き刺さった注射器を引き抜こうと悪戦苦闘している間に私たちはその横を走り抜けた。
気がつけば、ずり落ちやすいカチューシャはみんなの頭から消えていた。
注射器が目にも止まらぬ速さで振り下ろされ、ギュッと目を閉じた。
もうダメだ……!!
「真希!」
次の瞬間貴也の声がしたかと思うと体を引き寄せられていた。
その拍子にクマのカチューシャが落ちたけれど拾っている暇はなかった。
ガンッと音を立てて看護師が振り下ろした注射器の針が、折れることなく地面に突き刺さったのだ。
「なんて強ぇ針なんだよ」
浩介が呟くのが聞こえてきた。
看護師が深く突き刺さった注射器を引き抜こうと悪戦苦闘している間に私たちはその横を走り抜けた。
気がつけば、ずり落ちやすいカチューシャはみんなの頭から消えていた。