奏でる甘い日々に溺れてほしい
コンサートが終わって


私はすぐ楽屋に行った



止められたけど藤原の名前を言うとすぐ通してもらえた。



お父様、スポンサーだったのね…。


ガチャ


「奏音くん!!」


「有咲!?」




「なんで今までピアニストだって黙ってたの?」




ちょっとどころじゃなく私は今まで言ってくれなかった事に拗ねていた。



「有咲怒ってる?」



「怒ってないけどっ!?」




奏音くんは私を抱きしめた。
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