奏でる甘い日々に溺れてほしい
(なんで藤原のお嬢様がここに?
ピアノのを弾いたことがあるお屋敷のお嬢様、
俺はあの日君に恋をした。



君の楽しそうにオーケストラを聴く姿、
笑顔に一目惚れした。
美しい君に。
叶わないと思いその日だけの恋で終わらせた。
なのにこんなところでまた会えるなんて運命だと思った。



俺は3ヶ月後、
単独コンサートをするクラシックピアニストだ。
これから顔を知られていくだろう、
でも君にはまだ知られたくない。




ちゃんと俺だけを見てほしい、ピアニストじゃなくて、今日出会ったばかりの俺を)
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