マリオネット
「藤崎先輩って、怖いよね?なんか近寄りがたいって言うか。さっきだって普通に教えてくれたっていいじゃん!」
「まぁね。仕事はできる人だけど。だからって別に尊敬とかそういうのないな」
同じ部署の同僚と話しているのだろう。
こんな話されてたら、トイレから出れないじゃん。気まずい。
「だってさ、仕事ができるって言ったって三十歳過ぎてるのに、彼氏もいなさそうじゃん。デスク回りとかは綺麗だけど、部屋汚そうだし。毎日一人でお酒飲んで、カップラーメンとかインスタント系食べてそうなイメージだよ」
はぁ?確かに部屋は汚かったかもしれないけど。
なに、そのイメージ。
「えっ、彼氏いたんだよ?この前まで。フラれたっぽい。噂だけど。一時、なんか元気なかった時あったじゃん。半年くらい前。覚えてない?」
げっ、当たってる。
私、誰かに彼氏がいるって話したっけ。
十年付き合ってたんだもん、それは誰か知っているよね。
別れたって話は……。
あっ、飲み会で酔って誰かに話したかも。
それで広がったのかな。
「あぁ!覚えてる!あの時かぁ。まぁ、仕事一筋のオバサンって感じだもんね。別に生涯一人でいいんじゃない?」
私ってそんな風に見られているんだ。
なんかやっぱりショックだな。
さすがに良い気持ちはしなかった。
「まぁね。仕事はできる人だけど。だからって別に尊敬とかそういうのないな」
同じ部署の同僚と話しているのだろう。
こんな話されてたら、トイレから出れないじゃん。気まずい。
「だってさ、仕事ができるって言ったって三十歳過ぎてるのに、彼氏もいなさそうじゃん。デスク回りとかは綺麗だけど、部屋汚そうだし。毎日一人でお酒飲んで、カップラーメンとかインスタント系食べてそうなイメージだよ」
はぁ?確かに部屋は汚かったかもしれないけど。
なに、そのイメージ。
「えっ、彼氏いたんだよ?この前まで。フラれたっぽい。噂だけど。一時、なんか元気なかった時あったじゃん。半年くらい前。覚えてない?」
げっ、当たってる。
私、誰かに彼氏がいるって話したっけ。
十年付き合ってたんだもん、それは誰か知っているよね。
別れたって話は……。
あっ、飲み会で酔って誰かに話したかも。
それで広がったのかな。
「あぁ!覚えてる!あの時かぁ。まぁ、仕事一筋のオバサンって感じだもんね。別に生涯一人でいいんじゃない?」
私ってそんな風に見られているんだ。
なんかやっぱりショックだな。
さすがに良い気持ちはしなかった。