マリオネット
 下衣の上から、通常であれば勃っているであろう部分に触れる。

「あっ、ちょっと!?陽菜乃さんっ!」
 急に下腹部に触れられ、彼が焦っているのがわかった。

 でもーー。

「凪、すごく大きくなってるよ。服の上からでもわかるし、硬い」
 なんだ、ちゃんと大きくなるんだ。
 私の誤解だった。

「それは……。そうだよ。こんなことしてて……。しかも陽菜乃さんのそんな顔見たら、勃つよね?」

 服の上から優しく擦ってみると
「ん……」
 彼の吐息が漏れた。

「凪、一緒に気持ち良くなろう。私も触りたい」
 凪のだったら、嫌じゃない。

「ダメ。ご主人様にそんなことさせちゃ。俺は陽菜乃さんが気持ち良くなってくれれば……。ちょっと?陽菜乃さん!?」
 
 私は強引に彼の部屋着を下着ごと脱がした。

「すごっ、大きい」
 よくこんなになっているのに我慢してるな、彼。
 触れたいと思い手を伸ばすも、凪が離れてしまった。

「ダメ。陽菜乃さんにそんなことさせたくない……」
 どうして私にはさせたくないんだろう。

「わかった。でも、私だって凪の触りたい」

「なにそれ?」
 私は、凪の大きくなっている部分の先端を触ってみた。

「ちょっと、陽菜乃……さん……」
 彼の先端を触ると、濡れていた。
 
「……っ!」
 私が彼の身体に触れていると、彼はヤケになったように、優しく私の濡れている部分へ再び手を伸ばしてきた。
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