ご褒美バニーガール
三鷹くんが優秀であることはわかっているけれど、私の欲しかった答えでもない。不満が表情に出てしまったのか、彼は慌てて話を続けた。
「俺がいきなりロンドン行かされて、何が待ってたかというと、仕様変更に次ぐ仕様変更で納期ギリギリの案件。それを、睡眠三時間取れたら良い方の日々を乗り越えて、片付けてきた。別に俺だけの手柄ってわけでもないけど、メンバーの誰かが欠けていたら無理だったと言い切れる」
「そうなんだ。すごい。出世するしかないね」
彼の働きぶりに対する、単純な感想になってしまったけれど仕方ない。私は未だに三鷹くんが、何が言いたいのかわからない。
私が彼のことを好きで……諦めようとして小池くんと付き合ったけど、上手くいかなくて。
そういう流れを、分かって貰えるように、説明したと思うんだけど。
「そのくらいはしてもらいたいね。いくつかの幸運が重なったとしても、本当に巨額の負債を負うギリギリでなんとか回避出来たから」
「あの……三鷹くん?」
三鷹くんが会社の存亡の危機を救ったというのは、これでわかった。それに、私のメールになんて返信している時間すらなかったことも。
「俺がいきなりロンドン行かされて、何が待ってたかというと、仕様変更に次ぐ仕様変更で納期ギリギリの案件。それを、睡眠三時間取れたら良い方の日々を乗り越えて、片付けてきた。別に俺だけの手柄ってわけでもないけど、メンバーの誰かが欠けていたら無理だったと言い切れる」
「そうなんだ。すごい。出世するしかないね」
彼の働きぶりに対する、単純な感想になってしまったけれど仕方ない。私は未だに三鷹くんが、何が言いたいのかわからない。
私が彼のことを好きで……諦めようとして小池くんと付き合ったけど、上手くいかなくて。
そういう流れを、分かって貰えるように、説明したと思うんだけど。
「そのくらいはしてもらいたいね。いくつかの幸運が重なったとしても、本当に巨額の負債を負うギリギリでなんとか回避出来たから」
「あの……三鷹くん?」
三鷹くんが会社の存亡の危機を救ったというのは、これでわかった。それに、私のメールになんて返信している時間すらなかったことも。