ご褒美バニーガール
「ふーん。それで、このバニーガール? 惜しかったね。小池も。可愛いのに。それを見れば、すぐに機嫌直して仲直りだったのに」
三鷹くんは優しい。いつも私の言って欲しいことを言ってくれるし、とにかく気の利く人なのだ。
私はそんな彼の言ったことを真に受けるでもなく、物が少ない部屋の中を見回した。
同じ階のマンションなのだから小池くんの部屋と同じ作りのはずなのに、置いてある家具のチョイスのセンスだろうか、やけにお洒落な室内に見える。
「……三鷹くんの部屋、小池くんの隣だったんだね」
「ああ。ここは、借り上げの社宅だよ。俺ら同期だし同性だから、ここは会社から近いし、ちょうど良いって話だと思う」
「そっか。これまで……三鷹くん、長い間、居なかったもんね」
「ああ。ロンドン行っている間も、いつ帰れるかわからないから、そのまま荷物置いていた……たまに、課長が空気の入れ換えに来てくれていたはずだよ」
一年間も荷物だってそのままにこの部屋を借り上げしているということは、入社してまだ四年目の三鷹くんに会社は相当な期待を寄せているということだろう。
三鷹くんは優しい。いつも私の言って欲しいことを言ってくれるし、とにかく気の利く人なのだ。
私はそんな彼の言ったことを真に受けるでもなく、物が少ない部屋の中を見回した。
同じ階のマンションなのだから小池くんの部屋と同じ作りのはずなのに、置いてある家具のチョイスのセンスだろうか、やけにお洒落な室内に見える。
「……三鷹くんの部屋、小池くんの隣だったんだね」
「ああ。ここは、借り上げの社宅だよ。俺ら同期だし同性だから、ここは会社から近いし、ちょうど良いって話だと思う」
「そっか。これまで……三鷹くん、長い間、居なかったもんね」
「ああ。ロンドン行っている間も、いつ帰れるかわからないから、そのまま荷物置いていた……たまに、課長が空気の入れ換えに来てくれていたはずだよ」
一年間も荷物だってそのままにこの部屋を借り上げしているということは、入社してまだ四年目の三鷹くんに会社は相当な期待を寄せているということだろう。