春の訪れに晴れ模様
っあ……私のノート。晴先輩が手に取ったのは私のノートだった。
晴先輩も私と同じようにノートに気がついたらしい。
「……美春ちゃんって字綺麗なんだね」
目をキラッと輝かせながら私のノートを勝手に開く。字が綺麗なんてそんなの言われたことほとんどない……って、なんで勝手に開いてるのっ……!?
「や、やめてください……!変な絵描いてたりするんで……!」
今日暇だったから絵描いてたし、そんなの見られたくない。しかもその絵は……。
「……あれ?この男の子、俺の名前が書いてある」
……死にたい。授業中に自分の落書きなんてされてたら誰でも嫌なはずなのにっ……!なんで名前なんて描いちゃったの私〜!
うう、過去の自分を殴りたい。晴先輩に見られるなんて思ってなかった……。
晴先輩も私と同じようにノートに気がついたらしい。
「……美春ちゃんって字綺麗なんだね」
目をキラッと輝かせながら私のノートを勝手に開く。字が綺麗なんてそんなの言われたことほとんどない……って、なんで勝手に開いてるのっ……!?
「や、やめてください……!変な絵描いてたりするんで……!」
今日暇だったから絵描いてたし、そんなの見られたくない。しかもその絵は……。
「……あれ?この男の子、俺の名前が書いてある」
……死にたい。授業中に自分の落書きなんてされてたら誰でも嫌なはずなのにっ……!なんで名前なんて描いちゃったの私〜!
うう、過去の自分を殴りたい。晴先輩に見られるなんて思ってなかった……。