あなたと出会えて変われた私へ  〜短編〜
『なんであなたの名前に美しいという漢字が入っているくせに顔がそんなにかわいくないの?それに、そのそばかす、顔が汚れてるみたい(笑)ねえみんな?』と、私は今まで自分のことはそんなふうに思ったことはなかった。

だってそのときはメイク、キラキラしたものや、かわいいものを身につけて、キレイになったつもりで、「私もかわいくなれるんだ!」そう思えた。そんなときあの言葉を言われてしまった。私は何もいいかえすことができなかった。 だって少しわかってたから。だから泣くことしかできなかったんだ、ほんとになさけない。一だからそれからかわいいもの、メイク、キラキラしたものは全て自分だけの宝物にして心の奥深くにしまっておこう、そう思ったのだ。もちろん私にだって高校に入ってから友達はできた。 でもそれは多分表面だけ、みんな笑顔を見せて話しかけてきてくれるけど本当は心の中ではどう思っているかなんで分からないんだ。ほんとに、毎日たいくつでつまらなかった、いや、正直にいうと楽しもうとしなかった。だってわかってたから、本当の私のことも好きで友きになってくれる人なんかどこにもいないんだ。そんなことを考えているといきなり莉奈が声をかけてきた。「美花?大丈夫?元気ないよ?」 そして、千夏も寧々も心配してくれた。でも私はつくった笑顔と重い気持ちをもって顔を上げた。 「うん、大丈夫、あ、ごめん何の話だっけ?」

「えー。だから、このコスメみんなでオソロにしないって話!美花も麗みたいにかわいくなりたいでしょ〜??私たちもだからさ!ね?一緒にかわない?」その言葉をきいて思った。なんでこう、友達は私の気持ちなんて考えずに言葉を発するのだろう。こんなかわいいのなんて・・・・

それから私はまたつくった笑顔をはりつけて「え!いいね!

買お買お~!でもお金あるかなあ」なんて気持ちのこもって

ない発言…………われながら最悪だ。

「えーお金くらいお母さんからもらえばよくね?」

と寧々「うんうん!たしかに私もそれほしいと

思ってた!だからオソ口ならなおさら

かいたい笑」と千夏。

私は、「あー、だよね!」そうゆうとみんな満足そうな顔をして次の話をすすめてく。

やっと授業が始まるチャイムが鳴った。

―ほんとにたいくつだな。
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