この恋、予定外すぎて困ってます
「最近暑いじゃん」
「夏だからな」
そんな何気ない会話の中で、俺はつい言ってしまった。
「涼ちゃん…風呂上りすっげー短いの履いてんの。信じられる?」
大智は、ニヤニヤしながら肩をすくめた。
「妹なんだろ?別にいいじゃん」
「まあ、そうだけど」
でも、なんか落ち着かない。
涼ちゃんが、俺のことを完全に“安全な人”として見てるのは嬉しい。
信用してくれてるのも、安心してくれてるのもすごくありがたい。
でも――
「それとも何?“涼ちゃん”の足見て興奮してんの」
「はぁ?ってか、名前で呼ぶな」
興奮してるとか、そういうんじゃない。
ただ、なんか…困る。
涼ちゃんが無防備すぎて、俺が変に意識してしまうのが、嫌だった。