響け!色彩のフォルテッシモ
口をついて出たのは嘘
数日後、潜入調査への準備を全て終えたレオンハルトとリズはセレンデール学園へ出発することになった。

レオンハルトはいつもよりもカジュアルなスーツを着用し、髪型を変え、眼鏡で変装をしている。そしてリズは、学園の制服を着用していた。

「リズ、可愛い〜!」

ワンピース型の制服を着たリズを見て、マーガレットがはしゃぐ。シックな黒いワンピース型の制服は、スカートの部分はチェック柄となっている。

「可愛いですか?」

リズは少し恥ずかしそうに訊ねる。マーガレットは何度も大きく頷いた。アントーニョ、オルハン、カナタ、ギルベルトもそれぞれ感想を述べる。

「すげぇ!めちゃくちゃ頭良さそうなお嬢様みたいだな」

「似合ってるよ。誰もリズを潜入調査してるなんて疑わないだろうね」

「リズさん、とっても素敵です!調査頑張ってください!」

「ポッターさん、似合っているよ。自信を持って」

口々に褒められたことで、リズの顔は林檎のように真っ赤に染まっている。レオンハルトはそんな彼女を見て、自然と口元を緩ませた。
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