社長、社内恋愛は禁止のはずですが
まるで未来の約束をもらったように感じた。

――きっとこの人は、いい夫になる。そう確信してしまう。

二人で同じ皿をつつきながら、他愛もない会話を交わす時間が、どれほど温かいものか。

なぜだか心はぽかぽかと、春のように満たされていた。

その日は、忘れられないほど温かい一日になった。
< 166 / 273 >

この作品をシェア

pagetop