本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
社長室の窓からオレンジ色に染まった空を眺めながら、濃い目のブラックコーヒーに口をつける。ここ最近の莉乃の人生のような苦さに、思わず眉間に皺が寄った。
(いけない、いけない。そんな顔してたら、余計に結婚が遠のいちゃう)
Vの字にした指で眉間を伸ばして険しい表情を和らげていると、ノックもなしに忙しなくドアが開く。入ってきたのはお馴染みの航希だ。
「姉貴、今日これから予定空いてる?」
「なにも入ってないけどどうかした?」
「例のマーケティング会社、ようやく会えることになったんだ」
航希の声が弾む。
「そう! それはよかった!」
莉乃たちは初の実店舗出店の夢を叶えるべく、市場調査や立地の相談に乗ってくれる会社を探していた。一カ月ほど前に航希が『いくつかあてがある』と言っていた会社のうちの、一番の有力候補だ。
「どこに行けばいい?」
「ラ・ルーチェのロビーラウンジ」
(いけない、いけない。そんな顔してたら、余計に結婚が遠のいちゃう)
Vの字にした指で眉間を伸ばして険しい表情を和らげていると、ノックもなしに忙しなくドアが開く。入ってきたのはお馴染みの航希だ。
「姉貴、今日これから予定空いてる?」
「なにも入ってないけどどうかした?」
「例のマーケティング会社、ようやく会えることになったんだ」
航希の声が弾む。
「そう! それはよかった!」
莉乃たちは初の実店舗出店の夢を叶えるべく、市場調査や立地の相談に乗ってくれる会社を探していた。一カ月ほど前に航希が『いくつかあてがある』と言っていた会社のうちの、一番の有力候補だ。
「どこに行けばいい?」
「ラ・ルーチェのロビーラウンジ」