本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
そう尋ねてすぐ、望は隠れていた彼の後ろから顔だけひょっこり出した。色素の薄い髪の毛はサラサラ、切れ長の綺麗な目元が頼りなげに揺れる。青葉とどことなく似ているのは、やはり血の繋がりだろう。
莉乃と目が合うと、さっと彼の足の後ろに隠れてしまった。
(ど、どうしよう。怖がらせちゃったみたい)
莉乃までオロオロしそうになったが、ここで引いていたら元も子もない。
「……望くん、初めまして。莉乃です」
怯えさせないように声のトーンを落とし、その場にしゃがんで目線も下げる。笑顔が不自然なのは許してほしい。
「ほら、望、ご挨拶は?」
青葉に言われて顔を半分だけ出した望だが、どうしようか迷っている表情だ。
「これ、どうぞ」
莉乃は抱えていたぬいぐるみを彼に見せた。子どもに大人気のアニメキャラクター、おにぎりセイバーだ。丸みを帯びた三角の顔には海苔をまとっている。
莉乃と目が合うと、さっと彼の足の後ろに隠れてしまった。
(ど、どうしよう。怖がらせちゃったみたい)
莉乃までオロオロしそうになったが、ここで引いていたら元も子もない。
「……望くん、初めまして。莉乃です」
怯えさせないように声のトーンを落とし、その場にしゃがんで目線も下げる。笑顔が不自然なのは許してほしい。
「ほら、望、ご挨拶は?」
青葉に言われて顔を半分だけ出した望だが、どうしようか迷っている表情だ。
「これ、どうぞ」
莉乃は抱えていたぬいぐるみを彼に見せた。子どもに大人気のアニメキャラクター、おにぎりセイバーだ。丸みを帯びた三角の顔には海苔をまとっている。