本日、仕事のために愛されママになります~敏腕社長は契約妻への独占愛を手加減しない~【愛され最強ヒロインシリーズ】
 「これ、夏目さんが作ったの? テイクアウトやデリバリーじゃなく?」


 望が盛りつけを手伝ったということはそうなのだろうか。


 「まぁ一応」


 青葉は、さもなんでもないことのように頷いた。

 (嘘でしょう……!? こんな素敵なパーティーメニューを作れるなんて……!)

 会社を経営しながら亡き兄の忘れ形見を育てているうえ、料理上手ときた。完全なるスパダリだ。


 「ところで、その名字呼びはやめないか?」
 「あっ、そうだった」


 ついこれまでどおりで呼んでしまったが、莉乃も夏目だ。


 「とりあえず座って」


 彼に促されて四人掛けのテーブルに着く。


 「望も座ろう。ぬいぐるみはソファに置いておこうか」
< 72 / 294 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop