最後のシュート

あたしは紳が好き

いつも優しくて
一緒にいて楽しい紳が
気付いたら好きだったよ



言えたら楽なのかな
素直になれたら幸せかな

でも、許されないの
あたしは幸せになれない



気付いたときには
ボールは転がって行って
体育館を出てしまってた

あたしもボールみたいに
どこか遠くに行きたい



「‥大好き‥」

あたしの呟きも響いて消えた



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