Secret love.
「だって、あの日からあからさまに避けられたし。会話しても目合わせてくんないし。」
「だって…、ああいう事になるって思ってなかったし、考えたら考える程及川くんの事意識しちゃうから…。気付いたらあの態度になっちゃってて…。」
今は自分の顔が見られなくてよかったと思う。きっと凄く赤いから。
目の前の景色を見るために窓の外に目を向けようとすると、窓ガラスに反射して及川くんの顔が見えた。その時の表情がすごく愛おしい物を見る様な、優しい表情で私の事を見ていた。
それから少しして窓ガラス越しに視線が合うと、少し恥ずかしそうな表情を見せて「見てんじゃねぇよ」と呟いていた。
及川くんの顔を目の前で見たくて、振り返るとほんの少しだけど顔が赤い。
「…大好き。」
「今の…、やばいな。すっげぇ可愛い。」
私の頬を両手で軽く持ち上げると、そのままゆっくり顔を近付けて唇を重ね合わせる。
さっきまで一緒に夜景を楽しんでいたはずなのにもう目にも入らなくて、及川くんでいっぱいになる。
ずっとずっと、このまま幸せな時間が続けばいい。
「だって…、ああいう事になるって思ってなかったし、考えたら考える程及川くんの事意識しちゃうから…。気付いたらあの態度になっちゃってて…。」
今は自分の顔が見られなくてよかったと思う。きっと凄く赤いから。
目の前の景色を見るために窓の外に目を向けようとすると、窓ガラスに反射して及川くんの顔が見えた。その時の表情がすごく愛おしい物を見る様な、優しい表情で私の事を見ていた。
それから少しして窓ガラス越しに視線が合うと、少し恥ずかしそうな表情を見せて「見てんじゃねぇよ」と呟いていた。
及川くんの顔を目の前で見たくて、振り返るとほんの少しだけど顔が赤い。
「…大好き。」
「今の…、やばいな。すっげぇ可愛い。」
私の頬を両手で軽く持ち上げると、そのままゆっくり顔を近付けて唇を重ね合わせる。
さっきまで一緒に夜景を楽しんでいたはずなのにもう目にも入らなくて、及川くんでいっぱいになる。
ずっとずっと、このまま幸せな時間が続けばいい。