Secret love.
「…優花?」
「ん!?」
夕飯を及川くんと家で一緒に取りながら呼ばれた事に気付いて、ハッとして顔を上げると及川くんは怪訝な顔を見せていた。
「…箸でカレー食うの?」
そう言われて手元を見るとサラダを食べたお箸でそのままカレーを食べようとしていた事に驚いて、サラダが入っている器に箸をおいて咳ばらいをした。
別に私がここまで考える事では無いのだけど、実季のことが頭から離れなくなっていて、ぼーっとしすぎていたみたいだ。
「ごめん。ボーっとしてた。」
「新田さんの事?」
「うん。良かったよね。幸せになれそうで。」
私の答えに及川くんが少し笑っていて「相変わらず嘘下手じゃね?」と言っていた。
もしこれが本当に交際しましたと言う話であれば喜べるのだけど、復讐の為に結んだ偽装恋愛の関係は、実季にとってもいいのか考えたら、またいつか傷付くのじゃないかと心配だった。
「人の事を考えるのも良いけどさ、俺達の事も考えない?」
「俺達の事って?」
「指輪、ハンドメイドにするとか、オーダーメイドにするとか、いつ選びに行くとか、そう言う話。」
「あ、そう、だよね。」
「選びに行くならそんな時間掛からないらしいけど、物によっては時間が掛かるから早めに選んどいたほうが良いんだって。」
色々調べていてくれた様で、その事を話してくれている。結婚の実感が湧いていなさ過ぎて、まだ全然何も考えていなかった。
「ん!?」
夕飯を及川くんと家で一緒に取りながら呼ばれた事に気付いて、ハッとして顔を上げると及川くんは怪訝な顔を見せていた。
「…箸でカレー食うの?」
そう言われて手元を見るとサラダを食べたお箸でそのままカレーを食べようとしていた事に驚いて、サラダが入っている器に箸をおいて咳ばらいをした。
別に私がここまで考える事では無いのだけど、実季のことが頭から離れなくなっていて、ぼーっとしすぎていたみたいだ。
「ごめん。ボーっとしてた。」
「新田さんの事?」
「うん。良かったよね。幸せになれそうで。」
私の答えに及川くんが少し笑っていて「相変わらず嘘下手じゃね?」と言っていた。
もしこれが本当に交際しましたと言う話であれば喜べるのだけど、復讐の為に結んだ偽装恋愛の関係は、実季にとってもいいのか考えたら、またいつか傷付くのじゃないかと心配だった。
「人の事を考えるのも良いけどさ、俺達の事も考えない?」
「俺達の事って?」
「指輪、ハンドメイドにするとか、オーダーメイドにするとか、いつ選びに行くとか、そう言う話。」
「あ、そう、だよね。」
「選びに行くならそんな時間掛からないらしいけど、物によっては時間が掛かるから早めに選んどいたほうが良いんだって。」
色々調べていてくれた様で、その事を話してくれている。結婚の実感が湧いていなさ過ぎて、まだ全然何も考えていなかった。