Secret love.
「何回でも言うけど、友達想いな優花の事は好きだから。でも、それよりも今はこっちに集中して。」


及川くんの言葉に頷くと、うんと及川くんも頷き返してくれて、嬉しそうに笑っていた。

いつもこうして考えの違いで喧嘩みたいになってしまうけれど、なんだかんだこうして話し合いをしてくれる及川くんが好きだなと思う。

いつも及川くんが少し大人になって、間違えている事は間違えていると伝えてくれる彼は凄く頼もしいし、いつも惚れ直させてくれる。


「ね、やっぱりこの後、色々見てみない?インターネットでデザイン見たり、工房調べたり、色々選択肢の中から一番いい物を選べるように考えてみよう。」

「一生物で後悔したくないしな。」


及川くんの言葉に首を縦に振って頷いて、気持ちをリセットする事にした。

実季の事は確かに心配だけど彼女が選択した事だ。私が心配しても仕方ない。だけど、もし私に力になれることがあるなら、その時は全力で力を貸したいと思う。
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