Secret love.
「…考えてない。もう4年くらい前の話だし、考えたとしても覚えてない。」
「…そ。知りたいって思わないの?」
「今更?」
「今更でも。あの時の秘密はまだ2人の中に残ったままだし。理由も知らない秘密気持ち悪いと思わない?」
今更こんな風に駆け引きしてくる及川くんの考えが理解出来なさ過ぎて、止まって及川くんの方を見ると、及川くんも歩みを止めてこちらを見た。
どうせ理由を知っても私の欲しい答えでは無いはずなのに、興味心が擽られる。あの日及川くんが何を思っていたのか知りたい。
「…教えてくれないんだ?」
「自分で考えて言って来てないのに、答え合わせは甘いんじゃない?」
「意地悪だね。」
「今更だろ。てことで、お互いの事知るのに手っ取り早い方法があるんだけど。」
そう提案してくる及川くんに首を傾げると少し笑って「付き合う?」とたった一言問い掛けてきたのを今でも覚えている。
付き合おうとか、好きだとかそんな言葉じゃなくて付き合う?と、私に委ねる言い方をして、どこまでもずるい。だけど好きだった私が及川くんに最後のチャンスとして飛び込むなら、この手に乗らない方法は無いと思った。
ここまでが私が及川くんを好きになるまでの話から、付き合う様になった経緯。そしてこれから4年経ってもまだ私と及川くんの関係は続いていて、何一つほしい答えはもらえていない。
いや…、貰えていないのではなくて聞かなかったのかもしれない。彼の奥深くにある本心を知るのが怖かったから。
「…そ。知りたいって思わないの?」
「今更?」
「今更でも。あの時の秘密はまだ2人の中に残ったままだし。理由も知らない秘密気持ち悪いと思わない?」
今更こんな風に駆け引きしてくる及川くんの考えが理解出来なさ過ぎて、止まって及川くんの方を見ると、及川くんも歩みを止めてこちらを見た。
どうせ理由を知っても私の欲しい答えでは無いはずなのに、興味心が擽られる。あの日及川くんが何を思っていたのか知りたい。
「…教えてくれないんだ?」
「自分で考えて言って来てないのに、答え合わせは甘いんじゃない?」
「意地悪だね。」
「今更だろ。てことで、お互いの事知るのに手っ取り早い方法があるんだけど。」
そう提案してくる及川くんに首を傾げると少し笑って「付き合う?」とたった一言問い掛けてきたのを今でも覚えている。
付き合おうとか、好きだとかそんな言葉じゃなくて付き合う?と、私に委ねる言い方をして、どこまでもずるい。だけど好きだった私が及川くんに最後のチャンスとして飛び込むなら、この手に乗らない方法は無いと思った。
ここまでが私が及川くんを好きになるまでの話から、付き合う様になった経緯。そしてこれから4年経ってもまだ私と及川くんの関係は続いていて、何一つほしい答えはもらえていない。
いや…、貰えていないのではなくて聞かなかったのかもしれない。彼の奥深くにある本心を知るのが怖かったから。