Secret love.
「疲れる事して2人で気持ちよく寝るって事でOK?」

「やだ…、及川くんおじさん臭い。」

「もう寝るの?とか言って誘ってきたの優花なのに理不尽。」


そう言って笑い合うとおふざけでするような触れ合うだけのキスを何度かして、くすぐったくてそれにも笑いが止まらなくなる。

唇を離して見つめ合うと少し微笑んで、私の髪を撫でてくれた。


「優花からお誘い受けたら断れるわけないな。」

「…まだ何も誘ってないでしょ。」

「欲しそうにもう寝る?とか聞いてたくせに。」


そう言って笑って、もう言い訳はいらないとでもいう様に、私の唇を塞いでくる。




家ではこんなに甘いのに、会社では彼との関係性が分からなくなる。そんな私達の恋のお話だ。
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