Excessive love.
Epilogue
『後、三十分くらいで帰れると思う。まだ帰っても夕食には早いから、ゆっくりでもいいし…。あ、映画を見に行くのもいいな』
「そうだね、何か面白いのやってるかな」
『今の間に調べておいてくれる? 引継ぎとかを済ませたら帰る』
「わかった」
『じゃあ、また後で』
短い会話を終えて電話が切れると、私はすぐに上映中の映画情報を調べ、それから身支度を始めた。
思えば、こうして外へデートに出かけるのは久しぶりな気がした。休日は家でのんびり過ごすことが多かったから、久し振りのお出かけの予定に、少しだけ浮かれる。
何を着ていこうか悩みながらクローゼットを開け、お気に入りの一着を手に取り、スタンドミラーの前で、自分に服を合わせながら何度か着替えてみる。
この、ああでもないこうでもないと準備をしている時間も、意外と好きだったりする。
直樹さんは、どんな格好なら喜んでくれるだろうか。私のオシャレを見て、彼はどんな表情をしてくれるだろう。そう考えると少しだけ緊張するけれど、今はそれ以上に、楽しみで胸がいっぱいだった。
そうこうしているうちに、三十分という時間は瞬く間に過ぎ去っていった。ちょうどメイクを仕上げたタイミングで玄関の鍵が開く音がして、私は急いで直樹さんを迎えに走った。
「そうだね、何か面白いのやってるかな」
『今の間に調べておいてくれる? 引継ぎとかを済ませたら帰る』
「わかった」
『じゃあ、また後で』
短い会話を終えて電話が切れると、私はすぐに上映中の映画情報を調べ、それから身支度を始めた。
思えば、こうして外へデートに出かけるのは久しぶりな気がした。休日は家でのんびり過ごすことが多かったから、久し振りのお出かけの予定に、少しだけ浮かれる。
何を着ていこうか悩みながらクローゼットを開け、お気に入りの一着を手に取り、スタンドミラーの前で、自分に服を合わせながら何度か着替えてみる。
この、ああでもないこうでもないと準備をしている時間も、意外と好きだったりする。
直樹さんは、どんな格好なら喜んでくれるだろうか。私のオシャレを見て、彼はどんな表情をしてくれるだろう。そう考えると少しだけ緊張するけれど、今はそれ以上に、楽しみで胸がいっぱいだった。
そうこうしているうちに、三十分という時間は瞬く間に過ぎ去っていった。ちょうどメイクを仕上げたタイミングで玄関の鍵が開く音がして、私は急いで直樹さんを迎えに走った。