Excessive love.
「…で、どうなの?営業課長との生活は。」

「凄く気遣ってくださるし、良い人だよ。普段はお互い部屋に居たりもするから、今の所交流は無いけど。後、朝ごはんとか作ると凄く喜んでくれる。」

「朝ごはん一緒に食べるのか~。微笑ましい。」

「いやいや、優花と及川くんも朝ごはんくらい一緒にするでしょ。」

「…私が朝弱すぎて起きれない。ぎりぎりまで寝て及川くんに毎朝怒られてる。」

「ああ…。」


その姿は容易に想像付く。優花は何度か我が家にも泊まりに来たことがあるけど、本当に朝が弱い。起こしても夜更かしをした次の日は特に起きれなくて、私も起こすのに何度か苦労した記憶がある。

及川くんも同じ苦労をずっと味わってきているのだなと思えば、あの及川くんがかなり振り回されていると笑えて来た。


「あ、でも休みの日は及川くんが私に合わせて朝ごはんしてくれるから、その時は一緒に食べるよ。」

「休みの日の朝は起きれるの?」

「本当は昼まで寝たい時もあるけど、休みの時ってなんかテンション上がるよね。」

「…気持ちはわかるけど。」


夜型の優花と朝型の及川くんの生活がなんとなく想像出来るのがまた面白くて、他の誰にも話せないからと言って及川くんの事を話す優花が結構好きで楽しみだったりしている。

及川くんも優花の事を好きなのはかなりわかりやすいけど、優花も離れた方が良いかもなんて悩んでいても何だかんだ及川くんが好きなんだと伝わってくるから、それが可愛らしくて同時に素直な所が羨ましい。
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