Excessive love.
「課長と恋が始まるかも~って考えたりする?」
優花の唐突な質問に「うーん…」と声を漏らして、少し考えてみた。
朝倉さんは本当に素敵な人だと思う。仕事ができて、包容力があって、おまけにあのルックス。独身なのが不思議なくらいだし、人として尊敬もしている。
だけど、隆太と別れたばかりの私に、次の恋へ進む気力はまだ残っていない。未練はないけれど、心に負った傷が完全に癒えたわけでもないから。
「いや…、今は考えられないわよ。別れたばっかだし、朝倉さんとも住み始めて間もないし、朝倉さんもそもそも私をそんな風に見てない。部下だから放っておけなかっただけよ」
「でもさ…」
優花は何か言いかけたけれど、すぐに口を噤んだ。
そして、何かに気づいたようにハッとした表情を浮かべ、口元を両手で押さえている。彼女の中で、何か閃きがあったらしい。
「…課長って何歳だっけ?」
「三十四とかだった気がする。この間誕生日来たんじゃなかったかな」
「五個上か、全然いけるな」
「何の話してるのよ、優花」
「いや…、社員旅行楽しみになってきた!」
「え…?」
私が説得するまでもなく、優花は勝手にやる気に満ち溢れてしまった。
及川くん、何故か分かりませんがミッション成功です。
優花の唐突な質問に「うーん…」と声を漏らして、少し考えてみた。
朝倉さんは本当に素敵な人だと思う。仕事ができて、包容力があって、おまけにあのルックス。独身なのが不思議なくらいだし、人として尊敬もしている。
だけど、隆太と別れたばかりの私に、次の恋へ進む気力はまだ残っていない。未練はないけれど、心に負った傷が完全に癒えたわけでもないから。
「いや…、今は考えられないわよ。別れたばっかだし、朝倉さんとも住み始めて間もないし、朝倉さんもそもそも私をそんな風に見てない。部下だから放っておけなかっただけよ」
「でもさ…」
優花は何か言いかけたけれど、すぐに口を噤んだ。
そして、何かに気づいたようにハッとした表情を浮かべ、口元を両手で押さえている。彼女の中で、何か閃きがあったらしい。
「…課長って何歳だっけ?」
「三十四とかだった気がする。この間誕生日来たんじゃなかったかな」
「五個上か、全然いけるな」
「何の話してるのよ、優花」
「いや…、社員旅行楽しみになってきた!」
「え…?」
私が説得するまでもなく、優花は勝手にやる気に満ち溢れてしまった。
及川くん、何故か分かりませんがミッション成功です。