永遠の絆*
「美恵さんにそっくりね」


え、美恵さんって…、


「マ、ママですか!?」


あまりの驚きで少し声が裏返る。

なんでママの事を?


「うん。そうだよ。美咲ちゃんが小さい時、よく美恵さんと一緒に来てたから知ってたわ。一度、話したいなぁって思ってたの」

「そう、ですか…」

「美恵さんもね、よく美咲ちゃんくらいの年の頃、よくここに来てたわよ」

「えっ、そんな時からですか?」


思わず私が出した大きな声が、この建物の中に反響した。

岩崎さんはコクンと頷いて優しい笑みを漏らし手招きをする。


「ちょっとこっちに来て」


そう言って岩崎さんは私に背を向けて歩き出す。

そんな岩崎さんを追うように私も足を進めた。


岩崎さんが足を止めた所はこの中でも一番大きな額の前だった。
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